「2011年度札幌市中心部オフィスビル市況」を発表
札幌市のオフィスビル市況は空室率高止まりの傾向
株式会社札幌ヴェルディ 平成23年3月29日
札幌市を中心に、北海道道央圏で事務所、倉庫、店舗など不動産仲介をおこなう株式会社札幌ヴェルディ(本社:札幌市中央区北2条西13丁目1番地1号K2ビル5階、中村恭章社長)は、定期的に札幌市経済の指標ともなるレポート「札幌市中心部オフィス市況」を発表していますが、2011年3月29日、2010年12月末時点の業界レポート「2011年度札幌市中心部オフィスビル市況」を自社HP http://www.sapporo-verdy.jpで公開します。レポートの対象地区は札幌駅前通りおよび周辺、JR札幌駅北口周辺、大通周辺、大通南周辺、地下鉄東西線バスセンター駅周辺、地下鉄東西線西11丁目駅周辺、の延床面積が330平方メートル(100坪)以上かつ4階建以上の主要オフィスビル385棟です。市況全体としては2010年12月末時点にて、空室率11.47%となっています。このように札幌市中心部のオフィスビル市況は依然、高空室率が続き、まだ底が見えない状況です。
2010年5月に北洋大通センターが竣工したため、マクロ的市況はさらに悪化するものと考えられましたが、新規需要には若干の回復傾向が見られるものの、大通り周辺地区および全体の賃料上昇効果には至りませんでした。
今年度は札幌駅前通り地下歩行空間のオープンや旧西部札幌店の開発など明るい話題があり賃料の下落傾向に歯止めがかかると期待されます。
また今回発表の「2011年度札幌市中心部オフィスビル市況」では下記目次の通り、詳細な数値データに加え、ビル選択動向などの情報も加えました。
― 記 ―
「2011年度札幌市中心部オフィスビル市況」目次
1・札幌中心部オフィスビルの市況状況
● 空室率高止まりの傾向
● ビル・テナント選択ポイントの傾向
● 環境配慮・コスト削減
● 業種別道外企業の札幌進出・撤退傾向
● テナントの移動動向
● 目立った移転業種
● 札幌駅前通地下歩行空間3月12日オープン
2・札幌中心部オフィスビル貸室面積と空室面積
3・地区別空室率の推移
4・募集賃料の推移
5・地区別募集賃料の推移
6・新規需要量・新築物件供給量の推移
本レポート全体は株式会社札幌ヴェルディのホームページに掲載する他、希望企業・団体にはFAX送信も行います。また本レポートのPDFファイルは下記URLよりダウンロードできます。
http://www.sapporo-verdy.jp/downloadfiles/data2011.pdf
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担当:株式会社札幌ヴェルディ 市場調査部アナリスト 早坂邦夫
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