「2010年度札幌市中心部オフィスビル市況」を発表
札幌市のオフィスビル市況は空室率高止まりの傾向
株式会社札幌ヴェルディ 平成22年3月15日
札幌市を中心に、北海道道央圏で事務所、倉庫、店舗など不動産仲介をおこなう株式会社札幌ヴェルディ(本社:札幌市中央区北2条西13丁目1番地1号K2ビル5階、中村恭章社長)は、定期的に札幌市経済の指標ともなるレポート「札幌市中心部オフィス市況」を発表していますが、2010年3月15日、2009年12月末時点の業界レポート「2010年度札幌市中心部オフィスビル市況」を自社HP http://www.sapporo-verdy.jpで公開します。レポートの対象地区は札幌駅前通りおよび周辺、JR札幌駅北口周辺、大通周辺、大通南周辺、地下鉄東西線バスセンター駅周辺、地下鉄東西線西11丁目駅周辺、の延床面積が330平方メートル(100坪)以上かつ4階建以上の主要オフィスビル384棟です。市況全体としては2009年12月末時点にて、11.06%となっています。このように札幌市中心部のオフィスビル市況は依然、高空室率が続き、まだ底が見えない状況です。
「2010年度札幌市中心部オフィスビル市況」の最大のポイントである空室面積は2009年12月末現在で173,649㎡(52,529坪)であり、若干の回復はあるものの高止まりの傾向にあると言えます。さらに2010年5月には総貸室面積が10,099.16㎡(3,055坪)の北洋大通センターが竣工するため、マクロ的市況はさらに悪化するものと考えられます。
また今回発表の「2010年度札幌市中心部オフィスビル市況」では下記目次の通り、詳細な数値データに加え、ビル選択動向などの情報も加えました。
― 記 ―
「2010年度札幌市中心部オフィスビル市況」目次
1・札幌中心部オフィスビルの市況状況
● 空室率高止まりの傾向
● ビル・テナント選択ポイントの傾向
● 耐震構造ビルに注目
● 業種別道外企業の札幌進出・撤退傾向
● テナントの移動動向
● 目立った移転業種
● 北洋大通センターが竣工間近
2・札幌中心部オフィスビル貸室面積と空室面積
3・地区別空室率の推移
4・募集賃料の推移
5・地区別募集賃料の推移
6・新規需要量・新築物件供給量の推移
本レポート全体は株式会社札幌ヴェルディのホームページに掲載する他、希望企業・団体にはFAX送信も行います。また本レポートのPDFファイルは下記URLよりダウンロードできます。
http://www.sapporo-verdy.jp/downloadfiles/data2010.pdf
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担当:株式会社札幌ヴェルディ 市場調査部アナリスト 早坂邦夫
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